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無限の目、妖怪の一人

不規則なボサボサ髪、黒マント、背に浮く7つの目、両目、両手、胸あわせて12の目、一つ一つに意志があり力がある。

人気のない夜の道を歩き、たまたま通りかかった人を12の目で脅かす、脅かされた人は、幻覚、幻聴、高熱、体の痛みなどの症状に会い、最悪の場合死に至る厄介な妖怪。
恐怖より痛みの方が大きいとされ、実際何があったのかは覚えられない。すぐ忘れる。
しかしもっと厄介なのは夜な夜なその妖怪を思い出してしまうこと、忘れよう忘れようとする意思が大きいほど恐怖は倍増し、夜寝るたびに12の目を思い出してし、夜道で再び出会ってしまい、同じ症状に陥る。
一番の対処法は仮にあらゆる症状に至ったとしてもデイゼアクロムのことを覚えていること、覚えていれば症状はすぐに良くなり、その妖怪も二度とその人の前には現れなくなる。
おそらくその妖怪は、自分がそこにいることをその人自身に認識して欲しかったのだろう。妖怪は人から認識されることによってその形を保ち、力を増す。
人を驚かす行為はデイゼアクロムにとって、自分が存在するためになくてはならないものなのだろう。

何事にも冷静
フォーテルとは昔からの友人
バックベアードの師匠

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