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「ねぇ、私、綺麗?」
口が異常なほどに裂けた女。「私、綺麗?」で有名なあの方。昔人々を大量斬殺し、大騒ぎになったがいつしか飽きてしまい、現在はアパートでメリーさんと暮らしている。日中は近場の小学校の保健室で学校医をしている。しかし、今でも鎌の手入れは忘れていない。
かつて夜道で遭った人々を脅かし、鎌で殺してきた凶悪な存在。
人々の噂が薄れてきたのを感じ、自ら殺すことを止める。それからまっとうにいきようとアパートを探し、現在に至る。しかし口は裂けたままなのでマスクは忘れない。近隣住民からは「年中風邪を引いている可哀想なお姉さん」として見られており、よく野菜などを分けてもらっている。
いまだに「きれいだね」といわれると思わずマスクを外して「これでもか?!」と言ってしまいそうになる。
ある日一通の電話が来て「私メリーさん」という言葉を聞き、「今、後ろにいるの」と言われ、ナイフを持って襲い掛かってきたメリーさんに驚き、その拍子にマスクが外れ、その顔を見たメリーさんが驚き、まさかの号泣。居場所をなくしていたところを匿うことにした。
洋服タンスには現役だったころに使っていた赤いワンピースがたくさんある、普段は近場の洋服屋で買った服を着ている。
玄関にある赤い傘は広げると空を飛べるらしいが最近は置きっぱなしにされている。
100mを3秒で走れるが最近は運動不足で人並みの速さになっている。
メリーさんに憑りついた八尺様のせいでメリーさんにろくに近づくことが出来ず、何回か首をへし折られているため、手を焼いている。
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