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名も無き世の王は
この何もない空間に“宇宙”を創りだす。
この者の行いにより宇宙は限りなき拡大を進め、幾多もの星を生み出した。
後に王は巨大ブラックホールとなり、増えすぎた星を飲みながら星の調整を行う。
ただ星の調整を続けると言う退屈な毎日に嫌気がさし何か退屈しのぎになる物が欲しいと思った王は次に自身と同じ意思をもった者を必要とした。
六人の神が誕生した。
一人は水の星を創設し、一人は星に軸を与え、一人は星を動かし、一人は大地を生み、一人は水の星に生命を吹き込み、一人は生命に意思を与えた。
人が誕生し、後にそれは“地球”と名付けられた。
五人の神は役目を終え、地球と一つになる。
一人は閻魔となり、一人は死神となり、一人は破壊者を生み出す者となり、一人は太陽に封じられ、一人は最高神となり、一人は光景を戻す神となる。
地球の生命は幾多もの破壊を続け、やがて自らが生み出した者に破壊される。
いつしか王の手により地球が飲まれるそのときまで、地球は破壊と創造を続ける。
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